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京都の元遊郭に泊まってきた! その2 [おでかけ-西日本]

宿の詳細については前の記事をご覧ください。

***

2010年まで五条楽園として営業をしていたこの界隈は今もひっそりとした趣のある佇まい。
やはり元遊郭があった場所、ということで観光地に比べるとかなり静かです。

宿の周辺では

このような建物をいくつも見る事が出来ます。


こちらは一見、空き家の様ですがポストも付いていますし、今は誰かが住んでいるみたい…?
夜通った時は玄関が点いておりました。


そしてこの辺りで一番有名なお茶屋さんがここ、本家三友です。
お茶屋と言っても喫茶のお茶ではないですよ。大人の楽園的な意味のお茶屋です。


今は空き家のよう。
看板が三友ではなく、二友になっていますが…。

それが夜になると…


地下鉄(京阪)の清水五条駅・1番出口を出て橋を渡り、ガソリンスタンドの脇の道に入ると…。
まだ18時半なのに見事に真っ暗!
右手には何も見えませんが、高瀬川が流れています。


本家三友の夜の姿。フラッシュをせずに撮ると殆ど何も見えません。


こちらがポストが付いていた建物の夜の姿。
明かりが点いているとはいえ、この明るさです。


昼間見るとピンク色の建物もご覧の通り。
真っ暗になってしまうと街灯のかすかな光を頼りに宿に帰る感じになります。

この辺りで誰かと擦れ違ったのは朝だけで、昼夜は誰とも遭遇しませんでした。
因みに私は敢えて夜に外出したわけではなく、
祇園四条で夕食をしていたら、うっかり夜になってしまったというオチです(笑えん)


宿の夜の姿。


唯一、玄関だけが煌々としています。

前の道は

案の定、真っ暗。


夜の宿内は薄暗いので足元にはお気を付け下さい。


夜中にトイレに起きても宿内は基本的に真っ暗にはならないようです。
深夜3時頃に目が覚めてトイレに行った時も、廊下の明かりは点いていました。


就寝時。頭上の明かりと天井の電気を消せば真っ暗になります。

でもこれ、明かりがあるからそちら向きに寝たのですが、
障子の方に足を向けると、北枕になってしまうんですよね。
はて、どちらが正解だったのか。


夜の一人歩きは怖くて周辺の写真はこれくらいしか撮れませんでしたが、
写真で何となく雰囲気は伝わると思います。
治安は悪いとは感じませんでしたが、夜道が暗いので宿泊の際にはお気を付け下さい。
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コメント 3

雪渦

趣がありますね 溢れる明かりがまたなんとも
人が住んでいないとなんだか埃っぽい感じになりますね
もったいないと思ってしまいますが維持費とかが大変なんでしょうね§^。^§
by 雪渦 (2016-10-08 07:07) 

葉涙

楽園として機能していなくても、
やはり人の手が入っていないと徐々に廃れていきますよね。
こういう建築物こそ遺してほしいです。かつての記憶と共に。
by 葉涙 (2016-10-14 22:09) 

nucgnohz

とても興味深く拝見させて頂きました。
この記事を参考に泊まりに行こうと思います。写真いずれもいいですね。特に夜の写真は雰囲気が伝わってきます。ありがとうございます。
by nucgnohz (2017-03-09 12:02) 

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