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【花咲くまにまに(Vita版)】全EDネタバレ [乙女ゲーム]


花咲くまにまに - PS Vita

公式サイト: http://5pb.jp/games/hanamani/

タイトルの通り、全ED等のネタバレなので畳みます▼
アホのように長いです。



☆全体的な流れはPVからどうぞ!



★キャラ・ルート・EDについて

>谷 和助(たに わすけ)=本名: 高杉晋作 CV.鈴村健一
見た目: ★★★☆☆ 着物の間から刀傷らしきものが見えますが特に触れず
喋り方: ★★★★☆ 少々荒っぽい話し方なのが◎
トーン: ★★★★☆
立ち絵: ★★★☆☆
スチル: ★★★☆☆ 甘めのスチル多し
ルート: ★★★☆☆

各ED
ベスト: ★★★☆☆
 倒幕を終え、労咳を治す為、江戸から現代へ 和助お持ち帰りED
ノーマル: ★☆☆☆☆
 和助と床入りし、ヒロインの腹に新しい命を宿すも、労咳により和助死亡
バッド: ★★★★☆
 倒幕成功後、床に臥せたまま労咳により和助死亡

総評:
キャラ名でネタバレしましたが、
リアルな歴史上では高杉晋作は労咳(=結核)により死亡したとのことですが、
史実に沿わせていくのならやっぱりバッドEDが一番しっくりくるんですよね。

それでなくともベストEDはヒロインが江戸で暮らしたことによって現代でのヒロインの歴史が変わって、
育ての親(祖父)とはなんの関係もなくなり、ただの赤の他人…となっているのに、
和助を江戸から現代に連れて来ちゃって大丈夫?…なんて思ったり。

一応シナリオ上は白玖がどうにかしてくれたらしいことになっていて、
江戸で死んだことになっていても偽名があるので歴史自体は可笑しなことにはならないと思うんですが、
突っ込んだ話をすると和助とヒロインの戸籍とか二人の立場ってどうなってるの!?って。
だってヒロインの現代でのことはなかったことになってるんでしょ。
それなのにED後のシナリオを見た時、この二人、どうやって暮らしてるんだろう??と
その辺りが気になってしまい、個人的にはバッドが好き!という結果に。



>白玖(はく)=本名: 桂 小五郎 CV.櫻井孝宏
見た目: ★★★☆☆
喋り方: ★★★☆☆
トーン: ★★★☆☆
立ち絵: ★★☆☆☆
スチル: ★★★★☆
ルート: ★★★★☆

各ED
ベスト: ★★★★☆
 闇討ちした男を切り殺し、倒幕に成功した後、夫婦となり共に暮らす
ノーマル: ★☆☆☆☆
 闇討ちした男を取り逃がし、ヒロインのみを現代に返し、輪廻により邂逅
バッド: ★☆☆☆☆
 闇討ちした男を殺し損ね、逆上した男からヒロインを庇い死亡。
 のちに二人が出会う前までの時間まで戻り、赤の他人に。

総評:
こちらもキャラ名でネタバレしましたが、総評で書いた通り、幕末に興味がなさ過ぎて
桂小五郎が何した人か全く分からなかったんですけど、
プレイしたら実はすごく頭のキレる人だった!ってのが分かって
いろんな面で「おお」と感心…したのですが、
桂と白玖が同一人物であることがばれてしまうシーンで
桂から白玖への早着替えが行われるんですが、

その頭どうなってるの? カツラなの?桂だけに??(寒い)

多分これも和助同様、細かい事は気にしちゃいけないんだろうな。

EDについては、ベストED以外はバッドだと思ってます。
ノーマルEDはヒロインの危機を感じて両想いなのに「現代に戻って」って言われて、
強制的に戻されるんですが、後日宿題を忘れた罰で雑用をやらされていた時に
同じ学園内で桂という名字の同じ声の後輩に会います。
名前までは出ませんが、パッと見は桂小五郎が制服着てるし年下だしで輪廻なんですけど、
なんか思ってたエンドと違う!!と苦笑しました。

バッドはヒロインの危機を感じた桂が庇って刺されて死にますが、
時間を戻して二人が出会う前までに戻され、
相手はこちらを全く知らない状態となって最終的には片思いに。




>藤重 宝良(ふじしげ たから) CV.岡本信彦
見た目: ★★☆☆☆
喋り方: ★★★★☆ 話し方、すごく可愛い!
トーン: ★★★☆☆
立ち絵: ★★☆☆☆
スチル: ★★★★☆ おんぶスチル時に泣いた
ルート: ★★★☆☆
各ED
ベスト: ★☆☆☆☆
 身内の密告を阻止して事なきを得、身請けも断り、見世の近くで二人暮らし
ノーマル: ★☆☆☆☆
 身内の密告を阻止して事なきを得るも身請けを受け、遠距離恋愛
バッド: ★★★★☆
 身内の密告を阻止する事が出来ず、危機を感じてヒロインのみ現代へ

総評:
最初からヒロインに良くしてくれて、困ったことがあったら直ぐに助けてくれるお兄ちゃんタイプですが、
肝心なところで墓穴を掘るタイプのお馬鹿でした。
それでいて怪談話なんか怖くないって言いながら一番怯えてるのなんかは「うぜえw」の一言に尽きる。
夜中にプレイした時は宝良の雄叫びが部屋に響いて、なんかゴメンナサイって感じでした。

ルート自体は家族構成以外は本筋にほとんど関係ないので淡々と進んでいきますが、
私自身が子供のいるEDが嫌いなので、まぁ微妙評価になりますよね。
でもそれを抜きにしてもバッドEDの両想いなのにヒロインだけを現代に戻して、
延々片思いでの消沈は個人的に凄く好きなシチュです!

宝良ルートの見どころは恐らく、家族構成云々の辺りでしょうね。
訳有り過ぎて…。




>藤重 辰義(ふじしげ たつよし) CV.保志総一朗
見た目: ★★☆☆☆
喋り方: ★★☆☆☆
トーン: ★★☆☆☆
立ち絵: ★★☆☆
スチル: ★★★☆☆
ルート: ★★★☆☆
各ED
ベスト: ★★★☆☆
 全ての誤解が解かれ、捕縛された楼主を救うも
 見世には残れずに萩にてヒロインと共に隠居
ノーマル: ★★☆☆☆
 全ての誤解が解けぬままヒロインを薬で眠らせた後、共に逃亡&軟禁
バッド: ★☆☆☆☆
 全ての誤解が解けぬまま逆上し、見世を炎上させ全員焼死

総評:
宝良が辰義とは「兄弟」だから「お兄ちゃん」を「頼れ」と言うたびに、
辰義は「そういうのいらない」といちいち腹を立てていたので、
この二人絶対何かあるでしょ!と思っていたら……辰義、かなり病んでた。
保志キャラと言えば、剣君の左京さんも相当病んでましたが
辰義は倒幕運動の情報を幕府側に密告するくらい清次郎を恨んでました。
しかも裏切った云々の話の時にも最初から信頼していたのなら裏切ったことになるが、
辰義の場合は最初から信頼していなかったので裏切りでも何でもないとの事でした。ウワァ…

でも全ての元凶がただの誤解だったって言うのが一番恐ろしい。
ベストでは辰義の誤解が綺麗に晴れますが、ノーマルとバッドは救えません。
特にバッドはヒロインどころか全員死亡します。ヤヴァイ



>倉間 楓(くらま かえで) CV.浪川大輔
見た目: ★★★★☆
喋り方: ★★★★★ なんでもない言葉でも可愛く聞こえるマジック!
トーン: ★★★★☆
立ち絵: ★★★☆☆ 口パク時に口の中が白いのが気になった
スチル: ★★★★☆
ルート: ★★★★★ そもそもの元凶なので全員のルートに出てきます

各ED
ベスト: ★★★★★
 最悪な結末を目の当たりにし、4時間ほど時間を遡って回避するも
 既に倉間の力は尽きようとしていて、最後の力を振り絞りヒロインを現代へ帰す。
 のちに倉間は神使の役目を終え、人間となり現代で二人で過ごす
ノーマル:★★☆☆☆
 最悪な結末を目の当たりにする手前で簪に掛けられたまじないの効果が切れず、
 見世の者を全員見捨てて倉間と共に暮らすも、徐々に力尽きて倉間死亡
バッド: ★★★☆☆
 最悪な結末を目の当たりにするも江戸での記憶を完全に消し去り、
 ヒロインのみ現代へ。そして倉間死亡

総評:
美味しい所を全部持っていかれた感!
まぁ倉間がヒロインを現代から江戸へ連れてきたのがきっかけで成り立っている作品ですし、
ルート自体も真相ルートなので特別枠なのは納得なんですけど、
まず何が吃驚したって、ヒロインが元々江戸の生まれだったってこと!

タイムスリップモノって現代生まれで突然過去に行ってしまうのが多いと思うんですが、
花まにの場合は、江戸で生まれるも火事に巻き込まれた母の想いを受け継いだ神使(倉間)が
その願いを叶えて安全に生きていける時代へと飛ばした…ということになっているんです。

では、何故ヒロインは再び江戸に来てしまったのか。
それはヒロインが「両親はどんな人だったんだろう」「会いたい」と願ったから。

願いが強ければ強くなるほど時代を跳躍する力になる、とのことで、
過去にヒロインの母親・吉乃(よしの)に助けられた倉間はその恩を返すべく
最期の吉乃の願いを叶えてヒロインを現代に送り、今度はその娘の願いを叶えるために、
道端に捨てられていたヒロインのおくるみの中にあった母の唯一の形見であり、
ヒロインがずっと大切にしてきた簪を鳥の姿の倉間が咥えて
神社の奥にある鳥居が連なる階段へと導くように誘い、ヒロインはそれを追いかけて再び江戸へ。

辿り着いた先は江戸時代末期(幕末)。
その頃の吉乃といえば吉原一の粋な花魁・吉乃花魁のことで、
なんとヒロインはその娘だったのです。

そのことについては見世の庭でお花見をしていた時、
ヒロインが屈んで吉乃の簪を落としたことで判明します。
そしてそれが「吉乃のもので間違いない」と言った見世の楼主・藤重清次郎こそが
ヒロインの実の父親であることも分かります。

最初は勿論信じてもらえませんが、未来から来たことを清次郎に嘘偽りなく話すと、
益々その話を信じたくなったと清次郎だけは素直に受け入れてくれて、
更に自分の唯一の娘が生きていた事を喜んでくれます。

因みに、ヒロインの両親が判明するのは共通章で、
訳あってヒロインを連れてきた辺りは倉間の個別章で判明します。

倉間ルートはそもそも倉間自身が人間ではないので、好きになっちゃ駄目だ!と葛藤したり、
想いが抑えきれなくてチュッチュ、チュッチュします。
あ、倉間だけリップ音有ります。萌え死にます。


…と、長々と書きましたが、倉間ルートは本当にいいから是非最後にプレイして!!!

でもこれだけは言いたい。
ベストEDの江戸時代に地面に埋めた櫛を現代で掘り起こすのと、
石碑に嘗ての見世の人たちの名前と、ヒロインの名前が刻まれてるシーンは
私好みのシチュだったよ有難う!!公式!!
素晴らしい!!(大絶賛)




ついでなので共通バッドEDの感想も。
これもまた、良かったんですよ。
倉間のバッドEDに似てるんですが、

ヒロインが身を置いていた万珠屋の楼主(清次郎)が殺されたことにより
見世を畳まざるを得なくなり、そこで働いていた者たちは皆、
吉原や島原、そして萩などに散り散りになります。

好感度を上げずに進めると誰のルートにも入れないため、
ヒロインがこの時代(幕末)で出来る事は何もなくなり結果的にバッドEDになるんですが、
来た当初は幾ら願っても現代には帰れなかったのにこの感覚は来た時と同じ…と、
江戸に来た時に通った鳥居が続く階段を一歩、一歩と進み、
今まで起きた事を一つずつ忘れて現代の、タイムスリップをしたその日の夕方に帰り、
全て忘れた状態で「ま、いっか」で終わりですが、
なんかこのEDでも良かったんじゃないかと思ってしまいました。



…という訳で、

1位 倉間ベストED
2位 白玖ベストED
3位 共通バッドED

が好き!!!!という結果になりました。
多分、共通バッドEDってオマケみたいな位置だと思いますが、私は好きです。


以上!!
花咲くまにまにの全ED及び感想でしたー!
気になったらぜひ!


余談@
立ち絵はそのうち慣れるよ!←多分これが一番ネックだと思う!

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雪渦

全員焼死・・・すごいEDですね
乙女ゲームって意外にシビアなもの多いですね§^。^;§
by 雪渦 (2018-03-08 05:05) 

葉涙

好意を寄せていたヒロインが
所定の場所で待っていてくれなかったことに逆上して話も聞かず、
やっぱり恨んでいた相手の娘と分かった時点で殺しておくべきだった、で、
そんな結末です。

PS2の頃はそれほどひどいEDはなかったと思いますが、
Vitaの乙女ゲーはひどいのが多いですね。
これも時代かな…?
by 葉涙 (2018-03-08 10:08) 

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